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士道に反した者

2004年の大河ドラマ『新選組!』を見ている。
大河ドラマ新選組

当時はつまらんドラマだと思っていたが、今見るとやっぱりつまらん。

批判はともかく、半ばの山場で芹沢一派を排除するシーンは面白く考えさせられた。

新選組の掟の第一条が「士道に反する行為をしてはならない」とある。

武士道に反した行いは切腹、ということになるのだが、

この条文を巡って劇中でも隊士から「抽象過ぎてわからない。」という戸惑いの言葉が出る。

土方と山南が「実はこの条文はある人物を葬り去るために作った」と言うシーンがある。
土方と山南

芹沢鴨とその片腕、新見を排除するためにである。
芹沢鴨

実は、私の学校でも似たようなものがある。

『懲戒処分規定』この第4条に、「その他本学園の名誉を傷つけた者は懲戒に処す。」という文言がある。

何を持って学園の名誉を傷つけたとするかの具体的基準はない。

つまり、これが、その時々に応じて、排除したい人間を処分するために設けられた規定だということは、馬鹿でもわかる。

そして、こういう規則を作るのは三流の共産主義者であることが多い。
エセ共産主義者

本校のこの条文を作った男は、組合の幹部でありながら、出世のために仲間を裏切り、教頭になった。

日本赤軍の内ゲバの歴史と、新選組の内部抗争の歴史は瓜二つだ。
日本赤軍

血の団結とか、誠とか声高に叫ぶ集団は元々組織の求心力が無いので、エキセントリックな主張を掲げる。

そして内部にリンチのターゲットを見つけて生贄にする。

これを繰り返すことにより、組織は生きながらえる。

別に新選組や共産党に限ったことではない。
粛清

鎌倉幕府もフランス革命も同じことだ。

ルイ16世の処刑
だが、自分自身が他人を生贄にして生きながらえようとは思わない。

味方を裏切って自分の栄達を図ろうとは思わない。

組織の原理と個人の行動は別である。

しかし、よくできてる規則だな。
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