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一橋の倫理・政経

一橋大学図書館
日本の大学入試で、二次試験で倫理・政経を入試科目として設定しているのは一橋大学だけです。

一橋の倫政は1番が倫理、2番が政治、3番が経済という構成になっており、各大問400字ずつ×3=1200字の解答になります。

まず、政治の問題は非常に簡単です。

地方自治の本旨を書けばよい問題であったり、違憲立法審査制の日米の違いを書けばよい問題であったり、日本史や世界史の難易度と比較しても恐ろしく簡単です。

逆に経済は殆どの受験生が解けないでしょう。

簿記、会計の知識が無いと書き出すこともできないような問題が多い。

勝敗を決めるのは倫理ということになります。

一橋の倫理の特徴は西洋思想のみ、それも近世以降の思想家についてかなり偏った出題傾向が見られます。

ロールズ、ミル、ベンサム、カント、ヘーゲル・・・といった思想家が何年周期で繰り返し出題されています。

これは世界史にも言えることですが、阿部 謹也の影響が大きいでしょう。

西洋思想、中でも社会経済思想をしっかり解っているかどうかをついてくるのが一橋の倫理です。

残念ながら参考書も問題集もありません。

赤本や青本を過去10年分見て、後は新書などを読み込むしか手は無いでしょう。

但し、一橋の社会科目全てに言えるのは市販の参考書・問題集は一橋の二次の社会科には通用しないということです。

日本史でも駿台の一橋日本史などをとっても役に立たないでしょう。

一橋に行きたい者はエリート・オブ・インダストリーとして自ら過去問を分析・研究し自ら解答文を作るしかない。

それが東大と一橋の違いなのではないでしょうか。
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